
- ――ゆうなさんがプルプル倶楽部を選んだ理由は?
- 「きっかけはすごい偶然だったんですけど、同級生がここでボーイさんとして働いていたんですよ(笑)」
- ――たしかにすごい偶然ですね(笑)
- 「だからといってすぐこのお店で働こうと思ったわけではないのですが、彼は真面目な性格だっていうのは知っていたので大丈夫かなって(笑)」
- ――初対面のお客さんから第一印象でよく言われることってどんなのが多いですか?
- 「初めましての人は怯えながら来る方が多いんですよ(笑)」
- ――怯えながら(笑)
- 「『冷たそう』とか『話してくれなさそう』とかそんなイメージみたいなんです(笑)」
- ――ひどい(笑)
- 「ガチガチに緊張しながら『勇気出して来ました』とか(笑)」
- ――勇気(笑) むしろ、めちゃくちゃ気さくでフレンドリーな方なんですけどね。
- 「そうなんですよー。そこ強調して書いておいてくださいね(笑)」
- ――キリっとした正統派お美人様なのでたしかに緊張しちゃう気持ちもわかります。しかも小泉ゆうなさんと言えばプルプル倶楽部の看板娘的な、いや、すすきのプルプルグループの象徴的な方ですから。
- 「大げさですよ〜!そう書いちゃうと余計にお客様が緊張しちゃう(笑)」
- ――失礼しました(笑) でも現状……なかなか予約困難なのでは?
- 「タイミングにもよりますが……でも『なかなかタイミングが合わなかったのですが、やっと会えました』って言われると……私のためにそんなに頑張ってくれたんだなあってすごく嬉しくなっちゃいますし、張り切っちゃいます(笑)」
- ――トークもプレイも。
- 「そう!ただでさえ冷たそうなイメージを持たれてるから。あはは(笑)」
- ――新人の頃と現在、接客に変化は?
- 「ありますね。今思えば足りない部分だらけでした」
- ――足りない部分?
- 「技術もそうですけど、それ以上にお客様の気持ちの部分ですね。Sな人Mな人フェチな人……プレイとしては成立出来たとしても、何が良いのかがわからなかったんです」
- ――新人の頃は誰でもそうかもですね。
- 「でもいろんな人と会えて、その方たちと何度も会う事によって、徐々に気持ちが分かるようになった……『なぜそれを求めているのか』が理解できるようになったと思います」
- ――ただ快楽だけじゃない……的な?
- 「ですです。どんな性癖にしても共通しているのは『癒し』なんじゃないかなあと」
- ――ご自身の性癖に変化は?
- 「このお仕事をするようになってから男の人を責める機会が増えたんですが、男の人が感じてくれている顔や反応を見るとすごく興奮しちゃうようになりましたね。この楽しみはお仕事をしていなかったらわからなかったかもしれません(笑)」
- ――得意プレイは?
- 「お客様からはフェラが上手って言ってもらえます。『こういうお店で働く女の子にありがちな早くイカせる作業的なフェラじゃなくって、彼女が愛撫してくれるような心地よいフェラだね』ってほめてもらえた時は嬉しかったですね〜」
- ――愛情フェラですね(笑)
- 「だって……男の人って一回イッちゃったら落ち着いちゃいません?」
- ――いわゆる“賢者モード”(イクと急に冷静になる状態)ですね?
- 「回数が出来る人だったらいいんですけど、一回で満足しちゃう人がすぐイッちゃったらもったいないじゃないですか。だから時間いっぱい興奮状態でいてもらって、最後にスッキリしてもらいたいなあって思うんですよね。」
- ――それは素晴らしい心がけです!
- 「自分が時間いっぱいイチャイチャしていたいだけなんですけどね(笑)」
- ――逆に自分が責められて興奮しちゃうシュチエーションって?
- 「薄暗い部屋で後ろからギュって抱きしめられるとドキドキしちゃいますね。『あ、これからエッチなことしちゃうんだ』みたいなスイッチが入ります(笑)」
- ――どんな責められ方に弱いですか?
- 「ネットリした責めにすごく弱いです(笑)」
- ――すごく(笑)
- 「Sキャラ、一方的に責めそうキャラに見られがちなので、私が受け身になってイクとみんなビックリするんですよ(笑)」
- ――あはは!(笑)
- 「なんか……『イカせるの難しそう』みたいなイメージを持っている方が多いみたいで(笑)」
- ――あーーーーなんかわかります(笑) でも実際は……
- 「毎回ぐったりするほど簡単にイカされちゃいます(笑)」
- ――そうなんですね!
- 「感度とか性欲とか……このお仕事をすればするほど上がってきているんですよ(笑)」
- ――おおおお!まじすか!
- 「まじです!(笑)」
- ――その原因は何だと思います?
- 「今思えば、新人の頃は緊張もしていたし、『お客様を満足させなきゃ!』みたいなプレッシャーもあって責められる事に遠慮があったんです。でも責める事で満足する方もいるというのも理解するようになって、身を任せる機会も増えていき……」
- ――(ゴクリ)
- 「こうされたい、ここをこう責められたい、みたいのをさらけ出せるようになってから、がぜんプレイが楽しくなりましたし、今現在も性欲上昇中です。あはは(笑)」
- ――責め好き、受け身好き、両方好き、バランス良く来てくれるといいですね。
- 「そうもいかないんですよ〜。受け身好きさんが続くとプレイしてる時は楽しいんですけどムラムラしてくるし……なのでたまに『舐めて!イカせて!』って命令……いや、お願いする時も(笑)」
- ――命令(笑)
- 「『すぐイクから!』って(笑)」
- ――あはははは!(笑)
- 「それが衝撃的だったっていう方がいらっしゃって……」
- ――衝撃的でしょうねえ……
- 「それ以来、受け身Mだったのに奉仕Mに目覚めちゃった人も(笑)」
- ――ゆうなさんの影響で新たな癖に目覚めたのですね(笑) ちなみにご自身のフェチは?
- 「フェチ……ではないんですけどつい見てしまうのは爪ですね。短いと『あー安心して気持ち良くしてもらえる』って思っちゃいます(笑)」
- ――(プルルルル)お、コールだ。はいもしもし……あ、はい了解です(ガチャリ)すみません、次のお客様が待っているそうです。
- 「えーーーもっと話したい(笑)」
- ――最後にお客様にひとことお願いします。
- 「最初にお話ししたように、一回会えば怖い女じゃないってわかって貰えると思うので(笑)、緊張せず気軽に遊びに来てくださいね♪」
● インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)