神琴あいスペシャルインタビュー
――初めまして。よろしくお願いします。
「よろしくお願いします」
――いきなりですが、個人的に気になった事から聞いてもいいですか?
「はい……」
――プロフィールに「はじめは誤解されやすい性格」と書かれていますが、どんな部分が誤解されやすいんですか?
「あの……私……会話をするのが遅いと言いますか、間が空いてしまう事があるんですね」
――ほうほう。
「そのせいか初対面の方からは『この子、話すのが嫌いなのかな?』って思われたりする事もあるのですが、人とお話しする事はとても好きなんです。出会った人みんなと仲良くなりたいと思っているのですが、反射的にすぐ喋る事が得意じゃないと言いますか……」
――考えて、言葉として口に出すまでに少し時間がかかる?
「そうなんです。なのでこういうインタビューをしていただくのもすごく嬉しいんです。他の子より少し返答が遅くなるかもですが、決して記者さんを嫌っているとか、答えるのが面倒くさいって思っている訳ではありませんので」
――そのお気持ち、表情からも伝わって来ているので大丈夫ですよ!
「良かったです(笑)」
――あいさんはまだ20歳との事ですが、風俗のお仕事に興味を持ったきっかけは?
「一番最初に興味を持ったのは、マンガの『闇金ウシジマくん』です」
――ウシジマくん!たしかに風俗業界の話があったりしますが、どちらかというとあまり良い描かれ方はされていないような……
「そうなんです。風俗業界はなんて怖い世界なんだ!と(笑)」
――そうなりますよね(笑) 働きたくない、近寄りたくない世界に見えたのでは?
「そうですね。でも、だからこそ余計に興味が芽生えて、実際に働いている女の子たちのSNSとかをいろいろ調べてみたんです。そうしたら『あれ?そんなに怖い世界でもなさそうだぞ?』って(笑)」
――なるほど(笑)
「風俗の求人サイトとかを見ても、すごくしっかりした真面目な印象を受けたので、『実際はどうなんだろう?』と興味本位で飛び込んでみた感じです」
――実際に初めて面接を受けた時の事は覚えています?
「はい。当時は一般のバイトもしていたのですが、そこよりもこっち(風俗業界)の方がとても丁寧で真面目な印象を受けました。でも、最後まで出されたお茶を飲めなかったんです」
――なんで?
「ウシジマくんの影響で『何か変な薬とか入れられているんじゃないか』って(笑)」
――あははは!まだ怖さが残っていたんですね(笑) でもそうですよね。初めてですし、心のどこかでまだ信じられない部分もあるでしょうし、慎重でイイと思います。
「今となっては笑い話です(笑)」
――そういえば、以前いらっしゃったお店の時は、アニソン等の踊ってみた動画をTwitterでアップしてバズってましたよね。私も見てました。
「ありがとうございます(笑) バズると言う程ではないと思うのですが、たくさんの方に知ってもらうきっかけになったと思います」
――初めましてのお客様から「動画見て来たよ」みたいな?
「そうですね(ニコニコ)」
――プルプル倶楽部に移籍してからはアップされてないような?
「そうですね。封印しているとか止めた訳ではないのですが、移籍のタイミングで私の違う一面もアピール出来たらなと思いまして。でもいつかまた踊りだすかもしれません(笑)」
――期待してます(笑) そんなあいさんのプレイスタイルは?
「そうですね……プレイ後はよく『隠れ肉食』みたいな事を言われたりします(笑)」
――普段はおっとりと言いますか落ち着いた雰囲気ですがプレイになると?
「自分からリードして積極的に……。Mっぽく見られがちなんですけど、自分ではSだと思っています」
――責め好きはこのお仕事の前から?
「このお仕事をしてから目覚めました。Sと言ってもイジめるとかじゃなくて、相手にとことん気持ち良くなって欲しいという……」
――「サービス」のS?
「それです!そっちです!(笑)」
――責めている時の方が自身も興奮される?
「そうですね……相手の方の反応が良いと、興奮してどんどん大変な事に……」
――大変な事に
「お客様からは『責めてる時、完全に目つきが変わる』と……(笑)」
――自覚は?
「……ありますね(笑)」
――そうだ、以前働いていたお店は風俗エステですもんね。
「そうなんです。そこで目覚めて、ここに移ってさらに責め好きになったような……」
――ファッションヘルスになってさらに?
「はい。ヘルスサービスになった事で責めのバリエーションがさらに増えたので……」
――あーなるほど。
「『最初はお客様に責められていたけど、逆転してこっちが責める』みたいな楽しみも増えました(笑) プルプル倶楽部に入店してまだ間もない(2021年10月現在)ですが、もっとプレイの幅を広げて、たくさんのお客様に喜んでいただけるように頑張りたいと思います♪」
 ● インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)